笑顔と言葉が増えて・・・                自閉症・快太くん


●お母さんからのお便り

 私と快太がミネラル補給に出会ってから、心も生活もすべて変わりました。

「自閉症スペクトラム」と診断が出てから、快太をどのように導いていけば良くなっていくのか、わたしは何もわからず、数冊の自閉症の本を読みましたが、ただただ不安の募る日々でした。

 診断から1ヶ月ほどたって、知人に「食べなきゃ、危険!」を読むように勧められました。

 この本を読んだ後、希望がもて、「快太はよくなる」「治らない病気じゃないんだ」と明るい気持ちで向き合えるようになったのです。

 ミネラル補給を始めていた知人の話も聞き、これからの道筋がたってきたように思えて、ミネラル補給を始めたのです。

 おだしとエキストラバージンオリーブ油を使い始めて1週間。

 友達から「快ちゃん、最近なんか変わった。調子がいいねえ」とうれしい言葉を聞くようになりました。

 笑顔がよく出たり、目が合うようになったりと、周りの方が気づいてくれる変化を見せてくれたのです。

 それから毎日のように、うれしい言動が続きました。言葉が増え、機嫌も良く、こちらの話も少しずつ理解をするようになりました。

 言葉にならないときも多かったのですが、それでも、何かを伝えよう、発しよう、という気持ちが強くなったことに私は喜んで、快太の気持ちにもっと心を向け、気持ちを汲み取ろうとするようになりました。

 無理だと思っていた断乳もスムーズにできました。まだおっぱいを触ったりはしますが、飲みたい、吸いたいという気持ちは、「おっぱいはもうないんだよ」と私が話すことによってセーブできています。

 ちゃんと話を聞いて、理解してくれるようになり、毎日、※記録用紙を書くのが楽しみでなりませんでした。

 

 食は今までも気にしていたつもりでした。なるべく添加物の少ないものを、身体に良いものを、と思って子どもたちにも食べてもらっていたつもりでした。

 それがミネラル補給を始め、今までの自分の考えが浅はかだったことに気づきました。早く出逢っていれば、といつも思います。身体の中から変わるこのパワーは一体、何なんだろうと不思議に思います。

 薬でもないし、サプリメントでもない、天然のもので、栄養のあるもの…。

 こうした食べ物をちゃんと摂るだけで、身体はちゃんと答えてくれるのですね。

 今では毎日欠かせないお水のような存在で、外食するときも快太はお弁当をもって、必ずおだし&オイルのかかった魚ごはんを持って行きます。

 2歳で出逢えて、食の大切さを気づかせてもらって、本当にこの子は幸せです。

 私たちも快太の経験からいろいろな学びがあって、ありがたく思っています。

「治らない」と言われていますが、今では「もしかしたら治るんじゃないか」と強く希望をもって過ごしています。もちろん、一般の子どもよりできないこと、違うことはありますが、それも個性だと思って明るい気持ちで受け入れるようになりました。

 ミネラル補給で、私と快太のこれからの生き方、考え方を大きく変えてもらえました。

 診断されたとき、夫は「明るい自閉症でいこう」と話しました。今は私もそれを実行していけそうな気がします。

 前を向いて、良くなることを信じて快太のこれからの人生は明るく元気だと思って、心強く私も生きていけると思います。

 

 

 

●自閉症スペクトラムの診断を受けて

 快太くんは、2歳を過ぎた頃から言葉が一切出なくなると同時に、目が合わない、目をつぶって同じところを回る、人に対しての関心がないなど心配なことが目立ち始めました。

 2歳5ヶ月のときに「自閉症スペクトラム」と診断されて将来の不安でいっぱいだったお母さん。

 ミネラル補給を続けていた友人の勧めでミネラル補給をスタートさせました。

 1週間ごとに、食事の内容とお子さんの様子を記録して知らせていただいていました。

 

 

●ミネラル補給1週目ー目覚しい変化

 2歳になってから、1歳の時に出始めた「マンマ」「わんわん」などの一語文が一切でなくなり、呼びかけても目を合わせることがありませんでした。

 それがミネラルを補給して1週間、声が出るようになり、目を合わせるようになったのです。

 また、同じ場所をくるくるまわったり、はね続けたりする「常同行動」の頻度は少なく、時間も短くなりました。

 固かった表情から笑顔が出るようになり、表情が豊かになったことにもお母さんはびっくり。

 

 4日目には「バイバイだね」というと、真似をして「バイバイ」と言って手を振りました。これまで一切、人や物に手を振ることはなかったのに…

 6日目にはおともだちのお母さんから「快ちゃん、変わったね。笑顔が多くなってよく目が合うようになったね」と嬉しい一言

 毎日、嬉しい発見があって、記録用紙に書くのが楽しみでした。とお母さん。

 また夜中の1時、2時まで寝ないことがあったのですが、この1週間は、12時までに眠るようになり、その後も安定した睡眠が続いています。

 

 

●ミネラル補給2週目ー人への関心が出始める

 次第に、お母さんの呼びかけにも応え、言葉数が増えていった快太くん。

 おねえちゃんの真似をして隣でお絵描きをするなど、無関心だった人への関心も随分と出るようになりました。

 また、これまで何をするにもお母さんと一緒でないとできなかったことがお父さんとのスキンシップも楽しめるようになりました。

 

 

●ミネラル補給3週目ー断乳に成功

 17日目、断乳に成功、と報告が届きました。

「今日は夜から断乳。夜中も泣きましたが、抱っこでねむりました」

 19日目、「断乳は成功のようです。日中は話すとわかってくれました。心配しましたがあまり負担がなくできて良かったです。手を使って靴を脱いだり、パンツをはいたりと初めてできたことが多い一日でした。」

 以前は物の位置が変わっただけでパニックになるほど、こだわりが強い時期もあったので、お母さんは断乳にも時間がかかると思っていました。それが、話せばわかるようになって、「ほっとすると同時に驚きました」

 

 

●ミネラル補給4週目ーお友だちと一緒に

 言葉はさらに増え、23日目には「ご飯の途中、「おいしいね」と言うと「おいしい」と返してくれるようになりました。」

 お母さんとの言葉のやりとりができるようになったのです。

 友だちへの関心も出てきて、25日目には「お友だちの家族と一日中、一緒に遊びました。ジャングルジムで1歳の子と一緒に仲良く遊んでいました。」

 27日目「姉の保育所に行ったとき、1歳上の男の子の集団を目で追いかけてついて行っている感じでした。初めての行動でした。」

「今週もよく食べました。本当にいろいろな成長があり、うれしい日々が続いています」とお母さんは成長ぶりに目をみはります。

 

 

●ミネラル補給5週目ー理解力が上がる

29日目 「療育の日。しっかり朝ご飯を食べていったのでご機嫌で取り組めました。」

30日目 「子育て支援の集まりに参加。身体をたくさん動かして楽しんでいました。」

32日目 「朝起きて「おはよー」と声をかけると「あーとー」と返してきます。答えてくれてうれしいです。」

さらに…「口数がすごく増えたように感じます。危ないことを注意すると、すぐに言葉が通じて理解するようになりました。」

 

 

●ミネラル補給6週目ーお父さんへの呼びかけも

37日目 「手をつないで歩くことが、多くなりました。以前は抱っこが多く、あとは自分で好きなように動き回っていましたが、ちゃんと私の後をついてくるようになりました」

 

40日目 「父親のことをはっきりした口調で「おとう」と言い、家族中で大興奮でした。ちゃんと目で見て言ったり、向き合って言ったりしています」

以前は、お父さんと目を合わせることが少なく、呼びかけにも応じないことが多かったので、お父さんは大喜びでした。

 

 

●変化のスピードについて

 言葉がでないことがとても心配でしたが、言葉数が増え、その後も人とのやりとり、理解力の面でもめざましい成長がみられています。

幼児期は、どのお子さんでもさまざまな成長が著しいので、お母さんに成長について質問すると、「ミネラル補給を始めて直後の変化に驚いたのです。その後もとても勢いがあって、これまでの成長のスピードとは違う速さを感じたので食の影響を実感しています。」

5歳になった現在、保育園でも入園したばかりの頃は、1人で先生とお部屋にいることも多かったのですが、最近はお友だちの輪の中に入っていこうとする姿がよくみられるようになり、友だちが声をかけてくれると、すんなり気持ちを切り替えることもできるようになっています。

 

 お母さんも「お友だちの真似をしてブランコの立ち漕ぎもできるようになったのですよ。自閉症児は人の模倣をしにくいと言われていたのでびっくりしています。順番を変わってあげることもあります。笑顔がさらに増えて、保育園のお友だちの中で育っている部分も大きいなと思います。」とうれしそうです。

 最近は状況に合わせての言葉が出始め「しゅき(すき)」と言ったり、食事中に「おいしいね」と言うと「おいしい」と返すようになり、人との関わりが強くなり、話していることを理解して行動することも増えています。

「笑顔がたくさんみられるようになり、かわいくてしかたありません。」とお母さん。

「自閉症は治らないと言われますが、最近の目覚しい成長を見ていると、もしかしたら治るんじゃないか。まだまだ無限の可能性を秘めている、と将来に強い希望がもてるようになってきました。

快太は診断後、2歳で食の大切さに気付くことができて本当に良かったと思っています。幼い時期ほど身体に入れていくものの影響は大きいですね。これからも快太の気持ちに寄り添いつつ、力を引き出していくためにもミネラル補給を中心に身体に良いものを続けていこうと思います。」

 

 現在、早期発見、早期治療の動きの中、幼いうちに診断が出て、思い悩むお母さんも少なくありません。

 2歳半で診断を受けながらも目覚しい成長をみせている快太くんの姿は、悩みを抱えるお母さんに大きな希望となることでしょう。

 

※記録用紙ー食生活相談の際、1週ごとに食事内容とお子さんの様子を記録していただき、この記録用紙をもとにミネラル補給の具体的な方法やお子様へのかかわり方などをアドバイスさせていただいています。

 

「子どもの心の健康を守る会」では、症状別に個人対応の食生活相談を会費制でおこなっております。

 

症状別に細かくご相談にのれることから、確実に早く改善に向かうことができます。

 

どうぞお気軽にご相談ください。